理由なんて、愛ひとつで十分だ

今月の25日公開　『彼らが本気で編むときは、』

荻上直子監督5年ぶりの監督作品ということで、

今からとても楽しみな映画の一つ。

観にいく前に、過去の作品で観ていなかったものをおさらいしようと

『プール』をレンタルして観ました。

『プール』(2009年)

監督・脚本：大森美香

原作：桜沢エリカ

配給：スールキートス

出演：小林聡美

　　　もたいまさこ

　　　加瀬亮

　　　伽奈

　　　シッテイチャイ・コンピラ

《解説》

漫画家の桜沢エリカが映画用に書き下ろした原作を、『ネコナデ』の大森美香監督が映画化したほのぼのとした癒し系人間ドラマ。タイの古都、チェンマイを舞台に、それぞれの事情を抱えた5人の男女の6日間の人間模様をさらりと映し出す。出演者も独特の空気感をまとう小林聡美やもたいまさこらベテラン勢に加え、若手実力派の加瀬亮や、新人の伽奈が見事なアンサンブルをみせる。自然体で生きる個性的な人々のシンプルライフが心地いい。

あ、あれ…

荻上直子監督じゃない。。。笑

完全にジャケットとキャストに騙されていた。。笑

かと思いきや、企画が霞澤花子さんという方で

『かもめ食堂』や『めがね』と同じ。

フードコーディネーターさんも飯島奈美さん。

きっと撮影監督などなど世界観を作るメンバーが一緒なのだろう。

当時ウォーターリングのCMで動くモデルの伽奈を見たときは衝撃だった。

いつも紙面で見てた人が動いてる。

しかもなにこの巻き舌…

可愛いやん！！！！笑

７年の時を経てこの映画を見てさらに好きになってしまった。

青い空、ゆらゆらゆらめくプール

チェンマイの風景の中で大人になりきれない

さよの瑞々しさは、この女優しかないな。

不器用だけど素直なさよがとても愛しい。

たった５人しかいないキャスト

一人一人がとても魅力的で

全てを語らない余白が心地よくて

全部語りたいけど、長くなっちゃうので我慢します。笑

好きな場所で、好きな人と

自由に生きる小林聡美演じる京子にはきっと色々な

意見があると思うけど、

私もあんな風にふわーっと大切な人や物と

寄り添って生きていきたいな。

追伸

今までアジアの国にあまり興味のなかった私ですが、

チェンマイにすごく行きたくなりました。

というか、あんな風通しの良い

広くてのびのびとしたところで暮らしたい。

と思ったら、ロケ地のゲストハウスは実在していて

泊まれるらしい。

いつか行きたいな。

『hoshihana village』(出典：キナリノ)